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体组成计の计测データから要介护化リスクが高い高齢者を予测可能に

研究イメージ画像
(Image by BGStock72/Shutterstock)
 体组成计は乗るだけで体重や体脂肪量、筋肉量などさまざまなデータが计测できる便利な机械です。その计测データから筋肉の质を示す指标(筋细胞の状态や细胞外内の水分比率)を评価すると、要介护化リスクが高い高齢者を予测可能なことを、最长12年间の追跡研究で明らかにしました。

 世界的に高齢化が进む中、高齢者の机能低下や要介护化の予防は喫紧の课题となっています。简単に行える身体状态の测定方法に、体组成计を用いた筋肉量の评価があります。しかし、近年の研究では筋肉量と健康の関係性に疑问が呈され、「筋肉の质」にも注目する必要性が指摘されています。

 体組成計では、生体に微弱な交流電流を流し、その電気抵抗を計測しています。複数の周波数の電流を流すことで、細胞膜の状態(phase angle)や細胞外内の水分比率を評価できます。これにより、筋肉の収縮に貢献する組織とそうでない組織、つまり「筋肉の質」を評価できるとされています。日常生活動作には筋肉の収縮が欠かせないため、当指標が将来の要介護化リスクと関連する可能性があります。

 そこで、本研究では、茨城県笠間市の高齢者(858人)を対象に、二つの指標(phase angleと細胞外内の水分比率)を体組成計の計測データから算出しました。そして、最長で12年間、これらの高齢者を追跡し、要介護化との関連性を検証しました。

 その結果、下肢の筋肉の質を反映するphase angleや細胞外内の水分抵抗比率が低値である人は将来の要介護化リスクが高いこと、特に各指標の中央値より低値である場合にその傾向が高まることが分かりました。また、調査結果に基づき、それぞれの指標について、4年間と10年間のうちに、要介護化しやすいかどうかを示す基準値を算出しました。なお、従来の筋肉量の指標は要介護化に対し、有意な関連を認めませんでした。

 体组成计は乗るだけでさまざまな项目が计测でき、装置を操作する测定者も必要ありません。医疗现场や公民馆など地域の交流场に设置し、広く利用してもらうことで、要介护化リスクが高い高齢者を効率よく大规模に把握できるようになることが期待されます。

笔顿贵资料

プレスリリース

研究代表者

筑波大学体育系

掲载论文

【题名】
Segmental phase angle and the extracellular to intracellular water ratio are associated with functional disability in community-dwelling older adults: A follow-up study of up to 12 years
(部位別のphase angleと細胞外内の水分比率は、地域在住高齢者の要介護化と関連する:最長12年間の追跡調査)
【掲载誌】
Nutrition
【顿翱滨】

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