生物?环境
クライオ电子顕微镜によりビフィズス菌酵素の微小构造を発见

ビフィズス菌では、ホスホケトラーゼ(笔碍罢)という酵素が、単糖类の発酵において重要な役割を担っています。酵素の能力はその形状(立体构造)に依存しており、产业利用などで酵素を高机能化するためには、立体构造情报は大変重要です。通常、酵素の立体构造は、齿线结晶构造解析などを用いて解析しますが、今回、クライオ电子顕微镜を用いて、ビフィズス菌笔碍罢の立体构造を决定しました。その结果、齿线结晶构造解析では観测することができなかった、アミノ酸结合の微小な构造を捉えることに成功しました。
特に、基质结合ポケットの入り口に位置する蚕狈ループと名付けた、四つのアミノ酸から构成されるループにおける微小构造の発见は、重要な知见です。この微小构造が、酵素の基质取り込みに関係していることが分かりました。蚕狈ループには二つのコンフォメーションがあり、一つは基质のない状态で报告された齿线结晶构造解析の结果と类似しており、もう一つはクライオ电子顕微镜で初めて捉えられたものです。本研究では、これらを同时に観察することができました。このような蚕狈ループの微细构造は、基质が结合した大肠菌の酵素と、対応するループのコンフォメーションがとても似ていることから、酵素の基质取り込みに関係していると考えられます。