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ダイヤモンド中に10兆分の1秒で瞬く磁化を観测?超高速时间分解磁気センシング実现に期待?

研究イメージ画像 (Image by LifetimeStock/Shutterstock)

 磁石や電流が発する磁気の大きさと向きを検出するデバイスや装置を磁気センサーと呼びます。現在では、生体中における微弱な磁気から電子デバイス中の3次元磁気イメージングに至るまで、磁気センサーの応用分野が広がりつつあります。磁気センサーの中で最も高感度を誇るのが、超伝導量子干渉素子(SQUID)で、1 nT(ナノテスラ、ナノは10億分の1)以下まで検出可能です。また、ダイヤモンドの点欠陥である窒素?空孔(NV)センターと走査型プローブ顕微鏡(SPM)技術を組み合わせることで、数十nm(ナノメートル)の空間分解能を持つ量子センシングが可能になると期待されています。


 このように、従来の磁気センシング技术は感度や空间分解能に注目して开発されてきましたが、时间分解能はマイクロ秒(マイクロは100万分の1)の范囲にとどまっています。このため、磁场を高い时间分解能で测定できる新しい磁気センシング技术の开発が望まれていました。


 本研究では、表面近傍にNVセンターを導入したダイヤモンド単結晶に超短光パルスを照射し、それにより10兆分の1秒で瞬く結晶中の磁化を検出することに成功しました。検出感度を見積もると、約35 mT(ミリテスラ、ミリは1000分の1)となりました。また、計測の時間分解能は、超短光パルスにより磁化を発生させたことにより、約100フェムト秒(フェムトは1000兆分の1)となりました。


 本研究成果により、狈痴センターでは従来困难だった高速に时间変化する磁気のセンシングも可能であることが示され、高い时间分解能と空间分解能を兼ね备えた新たな磁気センシングの开拓につながることが期待されます。


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プレスリリース

研究代表者

筑波大学数理物质系

北陆先端科学技术大学院大学ナノマテリアル?デバイス研究领域
安 東秀 准教授

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